家族を紹介して、ポイントを二重で受け取った話
千円、一万円、と来て、次に自分が踏んだ段が、家族紹介だった。
ポイ活サイトには、紹介の仕組みがある
ポイ活サイトには、たいてい「お友達紹介」の仕組みがある。
- 自分の紹介リンクから登録してもらう
- 登録した相手と、自分の両方にボーナスが入る
- それ以降、相手が稼いだポイントの一定割合が、自分にも入り続ける(ダウン報酬)
これが、引きこもり的にかなり大きい仕組みだった。
紹介相手が案件を踏むたびに、自分のポイントも増える。自分は何もしなくていい、相手が動くだけで自分にも入る。これが、規約上きちんとアリな形で成立する。
「友達」じゃなくて、家族
「お友達紹介」と言うけど、引きこもりに友達はいない(あっても疎遠になってる)。
紹介する候補として現実的に残るのは、家族だった。
- 親(父・母)
- 兄弟姉妹
- 同居している身内
自分の場合、最初に頼んだ相手は、母親だった。
なぜ母親だったか
引きこもってる自分が、家族の中で一番話せたのが、母親だった。
父にはまだ自分の生活を真正面から見せたくなかったし、兄弟はすでに社会に出ていて、生活の温度差が大きかった。
母親は、引きこもりの自分を一番近くで見てきていて、ポイ活の話をしても変な解釈はされなさそうだ、と思えた。
(これは家庭ごとに違う。一番話しやすい相手で十分)
母親に話すまでに、何度も先延ばしにした
正直に書くと、母親に話を切り出すまで、自分は何度も先延ばしにした。
「今日はタイミングがない」「機嫌が悪そう」「もう少し自分が情報を整理してから」と、毎日言い訳して、一週間、一ヶ月と引き延ばした。
引きこもりの自分にとって、家族にものを「頼む」のは、
- 罪悪感(普段世話になってるのに)
- 怪しいやつだと思われたくない不安
- 失敗して関係を壊したくない恐れ
が全部乗ってくる作業だった。
スマホで千円や一万円を作るのは、ひとりで完結する。家族紹介は、相手が必要。引きこもりが普段避けて生きてるタイプの作業だった。
説明したときの言い方
ようやく話を切り出したとき、自分が母親に説明したのはだいたいこんな感じだった。
- ポイ活サイトという仕組みがある
- ネットで買い物するときに、このサイトを経由するだけでポイントが返ってくる
- クレカを作る・口座を開くといった案件もあって、それぞれ数千円〜一万円もらえる
- 借金じゃない、有料じゃない、退会自由
- 自分の紹介リンクから登録してもらえると、自分にも少し入る
「自分にも少し入る」は、最初にちゃんと言った。隠して紹介すると、あとで気まずくなる。
母親の反応
母親は、「あんたがそれで分かるなら」と、わりとあっさり登録してくれた。
これは家庭次第で、警戒される家もある。「怪しい」「マルチみたいなやつじゃないのか」と言われる可能性もある。
自分の場合、ハピタスのような大手・運営年数の長いサイトの方が、家族にも説明しやすかった。「使ってる人は数百万人いる」「運営は何年も続いている」みたいな事実を添えると、警戒は緩む。
(モッピーも同じく説明しやすい大手だが、自分はハピタスを軸に紹介していた)
母親が踏んだ案件、自分にも入る金
母親は、登録のあと、楽天カードを作った(自分の一万円ルートと同じ案件)。
母親側に約8,000円。自分には、紹介リンクから登録してくれていたので、紹介ボーナスとして千円ぐらいが入った。
それだけじゃなくて、その後、母親がネット通販でハピタス経由を使うたびに、わずかな割合が自分にも入り続けた(ダウン報酬)。
母親が月5,000円ハピタスで貯めるとして、自分にも月数百円〜千円ぐらいが、ずっと積み上がる。
父・兄にも、順番に
母親が問題なく使えているのを見届けてから、父と兄にも順に紹介した。
- 父:ネット通販をよくする人だったので、ショッピング経由が一番効いた。月の通販額の数%がハピタスに入って、その一部が自分のダウン報酬として入った
- 兄:ふるさと納税をハピタス経由でやってくれた時期があって、これは大型案件だったので、自分にもまとまった額が入った
家族3人を紹介し終えたあと、自分のハピタスの月の入り(自分の作業ぶん + ダウン報酬)が、月2〜3万円台になっていた。
これが、自分が最初に「月3万」に届いた経緯だった。
家族紹介で気をつけたこと
家族紹介は、ただのお小遣い稼ぎじゃなくて、家族との関係を絡めた行為になる。気をつけてたこと:
- 強制しない:興味ない・怪しいと思った相手には、その場で引き下がる。家族関係の方が大事
- 報酬は隠さない:「自分にも入る」は最初に言う
- 使い方を一緒に確認する:登録だけして放置されるのは普通にある。使い方を見せておかないと長続きしない
- 儲け話っぽく語らない:「これすごい儲かるよ!」のテンションは引かれる。「自分はこれで月数千円作ってる、母さんも普段の買い物で同じことできるよ」ぐらいで足りる
- 多段の紹介はしない:友達の友達経由みたいな紹介は、規約違反になることが多い
一番効いたのは、ダウン報酬の累積
家族紹介で一番大きかったのは、登録時の紹介ボーナス(一回限り)じゃなくて、ダウン報酬の累積だった。
家族が普段ネット通販する。家族がたまにクレカを作る。それらが積み重なって、自分は何もしてないのに、月の手取りが地味に増えていく。
引きこもりの自分にとって、「自分が動かなくても、入ってくる金がある」状態は、精神的にとんでもなく大きかった。
ベースの月3万円が、紹介経由でほぼ自動で回り始めた段階で、自分の中で「在宅でずっと食えるかも」という見通しが生まれた。
三段目で、生活設計の前提が変わった
- 千円:自分にも金を引っ張れる回路があると、確認した
- 一万円:金額のレンジが一段上がった
- 家族紹介:自分が動かなくても入ってくる金が、ベースとして積み上がり始めた
ここまで来て、自分の生活設計の前提が変わった。
「親の財布だけが頼り」から、「自分の金だけで、最低限は回る」までの距離が、ようやく見える位置に来た。
引きこもったまま、誰にも会わずに、家から動かずに、月3万円。
そこに届くと、「外に出るか出ないか」は、もう生死の問題ではなくなる。
ただの選択肢の一つに、降りる。
一回踏めば終わる作業
家族紹介の良いところは、最初の説明さえ越えれば、それ以上の対人作業はほぼ不要ということ。
そのあとは家族が勝手に使ってくれて、自分のダウン報酬も勝手に積み上がっていく。
千円・一万円が単発の現金なのに対して、家族紹介は継続的な収入の最初の形だった。
ハードルは高い、でも、一段だけ越えれば
家族紹介は、自分にとってこの三段の中で一番ハードルが高い段だった。
ひとりで完結しないから。家族とはいえ、能動的に話しかけて、説明して、登録までしてもらう作業には、引きこもりにはエネルギーが要る。
ただ、一回越えれば、その先の作業量は急に減る。
引きこもりが踏める段としては、ここが一番、コストとリターンの落差が大きいポイントだった気がする。