引きこもりのポイ活の始め方。家から出ずに、電話もなしで、最初の1か月にやったこと
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先に言うと
- 引きこもっていた頃、一番きつかったのは、お金がないことより、親に「千円ちょうだい」と言うことだった
- ポイ活の最初の300円は、親に頭を下げずに手に入れた300円だった。金額より、そこが効いた
- 最初の1か月は数百円。クレジットカードの案件なしだと、月1万円にはなかなか届かない
働けない。外に出られない。でも、自分で使えるお金が少しだけ欲しい。そういうときに、検索するとだいたい「ポイ活」が出てくる。
ただ、出てくる記事の多くは「月◯万円」の話で、引きこもっている人が最初の一歩をどう踏むかは、あまり書かれていない。
引きこもっていた自分がポイ活で何が変わったか、どう始めたかを書く。金額は盛らない。
ほしかったのは、お金より「頭を下げなくていいこと」
引きこもっていた頃、コンビニの弁当も、シャンプーも、漫画の新刊も、全部親の財布から出ていた。
最初のうちは「お金ちょうだい」と言えていた。途中から、言うたびに心の中で何かが少しずつ削れていって、最後は「もう、言えない」になった。
言えないから、欲しいものは全部「別にいらない」ことにした。漫画の新刊も、イヤホンも、服も。それを何年か続けると、何が欲しいのかも分からなくなった。
ポイ活の最初の1週間で貯まったのは、たぶん300円とか、そのぐらいだった。でも、その300円は自分が引っ張ってきた300円だった。親に何も言っていない。外に出ていない。人と喋っていない。
気づいたら1,047円が溜まっていた夜もある。翌日も、外には出られなかった。千円は、人生を変えなかった。 ただ、息をするスペースを、ちょっとだけ作ってくれた。
自分のお金ができてから、こういうことがあった。
- ポイントをAmazonギフト券に換えて、600円ぐらいの漫画を買った。誰にも許可を取っていない。届いた漫画を、いつもの二倍ぐらい大事に読んだ
- 親に財布を渡されてコンビニに行った日、自分のお茶だけは自分の財布から出した。150円のお茶一本で、帰り道の空気が驚くほど軽かった
「親に頭下げなくていい」の破壊力は、体感だと月収が何倍かになったぐらいあった。
ポイ活って、何をするのか
ポイ活は、ポイントサイトを経由して買い物をしたり、アプリを入れたり、アンケートに答えたり、サービスに申し込んだりしてポイントを貯め、現金やギフト券に換えるものだ。
ポイントが出る理由は、ポイントサイトの説明を読むと分かる。広告主(お店やサービスの会社)がポイントサイトに広告費を払い、ポイントサイトはその一部をポイントとして利用者に返している。だから、登録や利用にお金はかからない。
引きこもりにポイ活が合っていた理由
自分がポイ活を続けられたのは、引きこもりの生活とぶつからなかったからだ。
- 誰にも会わない。 全部スマホかパソコンで終わる
- 電話がない。 申し込みは基本オンラインで終わる(一部の案件を除く)
- 納期がない。 やる気が出たときにやればいい。やらない月はゼロでもいい
- 失敗しても誰にも迷惑がかからない。 人から頼まれる仕事と違う
特に大きかったのは、納期がないことだった。「今月中に何件」というノルマがないので、体力がない日は何もしなくていい。それで続けられた。
逆に、合わないのはこういう人だと思う。
- すぐに大きい金額が欲しい人
- 生活費そのものが足りない人
生活費が本当に足りないなら、ポイ活より先に公的な相談先がある。それはこっちにまとめている → 引きこもりでお金がない。どうやって生活してた?
始める前に用意したもの
登録の前に、自分はこの3つを用意した。
| 用意するもの | 理由 |
|---|---|
| ポイ活専用のメールアドレス(Gmailで十分) | 案件の先から営業メールが来ても、普段のメールに混ざらない |
| ポイントの交換先(自分はネット銀行の口座) | 貯めたポイントを現金にするとき、自分だけの口座に入れられる |
| スマホの通知オフ | 家族の目に通知が触れにくい。自分も気にしなくて済む |
専用のメールアドレスは、思ったより効いた。普段のメールに案件のメールが混ざらないだけで、気持ちがだいぶ楽だった。
電話番号は、できるだけ出さなかった。出さないと進めない案件は、やるかどうかをよく考えた。
最初の1日にやること
最初の日は、大手のポイントサイトを1つ選んで登録するところまででいい。
サイトは、運営会社がはっきりしていて、長く続いている大手を選ぶ。自分が何年も使ってきたのは、モッピーとハピタスの2つだ。
| モッピー | ハピタス | |
|---|---|---|
| 利用者 | 累計1,400万人以上 | 会員数640万人 |
| 運営 | 20年以上 | 19年以上 |
| 自分の使い方 | アプリ・ゲームの案件と、クレジットカードなどの高い案件 | ネット通販の経由 |
| 自分の印象 | 案件の幅が広い | 画面がシンプルで、疲れていても操作しやすい |
出典:利用者数と運営年数は、モッピー・ハピタスそれぞれの公式の登録ページ(2026年10月時点)。使い方と印象はカゲの体感(モッピー、引きこもり期にどう使ってたか、ハピタス、最初の数百円までの実録)
どっちから始めてもいいと思う。ネット通販をよく使うならハピタス、ゲームやアプリで少しずつ貯めたいならモッピー、ぐらいの選び方で十分だった。最終的には両方使うのが一番よかったけど、最初から2つやると疲れる。2つの違いは、別の記事で詳しく比べた → ハピタスとモッピー、どっちがいい?
紹介リンクから登録すると、登録した人に特典がつくことが多い。ただ、条件(期間内に何ポイント貯める、など)があって、時期によって変わる。登録ページに書いてある条件を確かめてから登録してほしい。
最初の1か月にやった順番
自分が最初の1か月でやったのは、だいたいこの順番だった。手間と心の負担が少ないものからやっていった。
- ネット通販を、ポイントサイト経由にする。 ポイントサイトに入って、楽天やYahoo!ショッピングのリンクから飛び、いつも通り買い物する。購入額の数%がポイントになる。引きこもっていると日用品も本もほとんど通販なので、何もしていないのに少しずつ貯まった
- 無料アプリのダウンロードや、ゲームの条件達成。 暇なときに消化した。ゲームの条件達成は時間がかかるけど、確実に入った
- 短いアンケート。 単価は低い。1分で終わるものだけにした。10分で数円のようなものを延々とやると疲れる
- 最初の千円が作れたら、クレジットカードの案件。 1件で大きいポイントが入る。クレジットカードの案件なしだと、月1万円にはなかなか届かない。ただ、個人情報の入力、審査(通らないこともある)、家に届く郵便物がある。自分は、最初の千円のあと、すぐに楽天カードの案件をやった
ハピタスで最初の1か月に貯まったのは、全部で500円ぐらいだった。内訳は、ネット通販の経由で100〜200円、アプリの案件で50〜100円、アンケートで20〜50円、ほかに登録ボーナスや小さい案件が少し、という感じだった。
出典:カゲの体感(ハピタス、最初の数百円までの実録より)
金額は、盛らない
ポイ活の記事には「月◯万円」がよく出てくる。でも、引きこもっている人が一人でやった場合の金額は、自分の体感ではこのくらいだった。
| 期間 | 現実的な月収(カゲの体感) |
|---|---|
| 始めて1か月目 | 300〜800円 |
| 2〜3か月目 | 1,500〜3,000円 |
| 半年〜1年 | 3,000〜8,000円 |
| 1年以上、紹介が効いていない | 5,000〜15,000円 |
| 1年以上、紹介が少し効いている | 15,000〜30,000円 |
出典:カゲの体感(ニートのポイ活、現実的な月収(盛らない)より)。人によって、時期によって違う。これだけ稼げるという約束ではない
半年から1年のあたりで、伸びが止まる。簡単な案件は消化しきると補充が遅いし、クレジットカードのような高い案件は、一人で申し込める数に限りがある。ここで辞める人が一番多いと思う。
自分が月3万円に届いたのは、紹介制度が効き始めてからで、始めて1年半ぐらい後だった。
気をつけること
大手のサイトを使っている限り、サイト側の管理ミスで個人情報が漏れた、というような大事件は自分の使っていた期間には起きなかった。気をつける場所は別にある。
- 案件の先から、営業のメールや電話が来る。 無料登録した先や、クレジットカードを作った先から。引きこもりには、電話が来ること自体がしんどい
- 相場より一桁多い額を言うものは避ける。 「1日で1万円」系のLINEアカウント、アプリストア以外で配られるアプリ、SNSでの個人間のポイント売買、運営会社が分からないサイト
- 無料登録の案件は、退会しやすいかを先に確かめる。 退会の方法が分かりにくいところはやめた
- 疲れたら、やらない。 自分の場合、やめたくなる理由は「危ない」より「疲れる」の方が多かった
危ないものの見分け方は、こっちにもっと詳しく書いている → ポイ活って危ないのか、何年か使った体感で書く
カゲの場合
千円の次が、クレジットカードだった
クレジットカードの案件は、最初は怖かった。審査に落ちたらどうしよう、親に郵便物を見られたらどうしよう、と思っていた。
それでも、最初の千円が作れたあと、すぐ次に、年会費が永年無料のカードを作る案件をやった。数週間後に8,500円ぐらいのポイントが入った(報酬は時期と案件で変わる)。カードは作るだけなら借金ではないし、使わなければ請求は来ない。ただ、使えばその分は翌月以降に請求が来る。
「月3,000円でいい」が、一番続いた
同じ時期にポイ活を始めて、稼げずにやめていった人を、ネット上で何人か見てきた。共通していたのは、「月10万円」の記事を真に受けて、3日で諦めることだった。
自分は「月3,000円でも十分」と思ってやっていた。そのほうが続いて、結果的に月3万円まで届いた。期待値が低いほど、続く。 ちょっと皮肉だけど、自分の場合は本当にそうだった。
月3万円まで来た頃には、親に「今月ちょっと…」と言う回数が、ほぼゼロになっていた。月3万円そのものより、そっちの方がずっと大きかった。
今日できること
- ポイ活専用のメールアドレスを1つ作る。 今日はそこで止めていい
- 大手のポイントサイトを1つだけ選んで、登録する。 迷ったら、通販をよく使うならハピタス、アプリやゲームで貯めたいならモッピー
- 次にネット通販で何か買うとき、ポイントサイト経由にしてみる。 最初の数十円は、だいたいここから来る
よくある疑問
無職でも、引きこもりでも、ポイ活はできる?
ポイントサイトへの登録に、仕事をしているかどうかは関係ない(モッピーは12歳以上が利用できる、と公式に書いてある)。ネット通販の経由、アプリ、アンケートは、無職でもできた。
ただ、クレジットカードの案件は審査がある。通らないこともある。自分は、状況を正直に書いて申し込んで、通った(初めての一万円が、楽天カードで湧いた夜)。
親にバレずにできる?
自分は、ポイ活をしていることは聞かれたら言ったけど、金額は一度も言わなかった(親にポイ活を隠してた話)。専用のメールアドレスを使い、通知を切っておくと、家族の目に触れにくい。ただ、クレジットカードの案件は郵便物が家に届く。
ポイ活だけで生活できる?
自分の体感では、無理だった。1年以上続けても、紹介が効いていなければ月5,000〜15,000円ぐらい。自分の場合は、生活費ではなく、消えた小遣いを自分で作り直すくらいの使い方で一番効いた(引きこもりでお金がない。どうやって生活してた?)。
この記事の紹介リンクから登録すると、どうなる?
この記事のリンクは紹介リンクで、ここから登録すると、紹介した自分にもポイントが入る。登録する側にも特典がつくことが多いけど、条件と額は時期で変わる。紹介リンクを使うかどうかは自由で、ポイントサイトに直接登録してもかまわない。
まとめ
- ポイ活でほしかったのは、お金より「親に頭を下げなくていいこと」だった。最初の300円でも、そこが効いた
- ポイ活は、誰にも会わない・電話がない・納期がないので、引きこもりの生活とぶつかりにくかった
- 始める前に、専用のメールアドレス・交換先の口座・通知オフを用意する
- 最初は大手のサイトを1つだけ。ネット通販の経由→アプリやゲーム→短いアンケートの順で、手間の少ないものからやる
- クレジットカードの案件なしだと、月1万円にはなかなか届かない。自分は最初の千円のあと、すぐに楽天カードの案件をやった
- 最初の1か月は数百円。1年続けて月数千〜1万円台。「月3,000円でいい」と思えるほうが続いた
- 疲れたら、やらない
自分が何年も使ってきたのは、この2つ。登録は、メールアドレスがあれば家から済む。
- ハピタスに登録する(紹介リンク):ネット通販の経由で貯めるのが強い
- モッピーに登録する(紹介リンク):案件の幅が広い
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